「外来の鳥」が描かれていたことの意味は
北海道大学総合博物館の江田真毅は、「我々は(地上絵の)鳥のくちばしや東部、首、胴体、翼、尾や足を詳しく調べ、ペルーに現在生息している鳥と比較した」と述べた。
「地上絵を描いたナスカの人々は、海岸地帯で食糧を集めていた時に、ペリカンを目撃していた可能性がある」と江田は述べ、さらにこう続けた。「私たちの発見により、彼らが現地に生息する鳥ではなく、外来の鳥を描いていたことが明らかになった。この発見は、彼らがなぜ地上絵を描いたのかを知るための手がかりになる可能性がある」