サウジアラビア、憎きカタールを核廃棄物で孤島化する計画
カタールとサウジはともに、ドナルド・トランプ大統領の支持を得ようと争っている。カタールのシェイク・タミム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長は、トランプおよびジェームズ・マティス国防長官と会談を行うために、4月9日にワシントンに赴いた。この訪米に合わせ、米国務省は、先進精密攻撃兵器(APKWS)5000ユニットを3億ドルでカタールへ売却することを承認している。
一方、サウジアラビアの王位継承第1位の ムハンマド・ビン・サルマン皇太子も3月に2週間の日程で訪米した。訪米中は、ホワイトハウスでトランプ大統領と面会したほか、ニューヨークやハリウッドやシリコンバレーでビジネスリーダーたちと会談した。
ムハンマドとトランプはいずれも、中東で拡大しつつあるイランの影響力を削ぐことに強い関心を持っている。サウジとの同盟を疑問視する声もあるが、同盟解消の気配はない。化学兵器を使った疑いのあるシリアのアサド政権に対する軍事作戦でも、サウジアラビアはアメリカに協力を表明している。
(翻訳:ガリレオ)
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