最新記事

アメリカ政治

「迷言女王」コンウェイ、盗聴の証拠はないけど「カメラに変わる電子レンジ」はある!?

Kellyanne Conway: 'I'm Not in the Job of Having Evidence' About Wiretapping Claims

2017年3月14日(火)16時18分
ルーシー・ウェストコット

ホワイトハウスの外でテレビ局の取材を受けるコンウェイ Jonathan Ernst-REUTERS

<トランプは昨年の米大統領選中にオバマに盗聴されたと主張しているが、ホワイトハウスは証拠の提出を拒み続けている。大統領顧問のコンウェイが証拠の代わりに言うことがまた凄い>

ドナルド・トランプ米大統領の大統領顧問ケリーアン・コンウェイは先週末、「カメラに変わる電子レンジ」があるとトランプを擁護する仰天発言をし、またも世を沸かせた。

【参考記事】トランプの「迷言女王」コンウェイ、イバンカの服宣伝で叱られる

ニュージャージー州のメディア「North Jersey.com」に出演したコンウェイは、レコード紙コラムニストのマイク・ケリーと対談した。オバマ前政権による盗聴は実際にあったのかと聞かれたのに対し「お互いを監視する方法はたくさんある、残念ながら」と答えた。

続けて、「今週読んだ記事には、電話やテレビなどを使った監視の手段がたくさん出てきた。カメラになる電子レンジもある。つまり、これは現代社会における一つの事実にすぎません」と言った。

トランプは3月4日、バラク・オバマ前大統領がトランプ・タワーを盗聴したというメッセージを突如ツイッタ―に投稿。しかしホワイトハウスは、この主張の裏付けとなる証拠の提供を繰り返し拒否している。この問題を調査している米下院情報委員会が司法省に書簡を送り、来週月曜までに証拠を提出するよう要請したところだ。

【参考記事】「オバマが盗聴」というトランプのオルタナ・ファクトに振り回されるアメリカ政治

コンウェイは月曜の朝、CNNの情報番組「New Day」に出演、「カメラに変わる電子レンジ」について説明した。司会のクリス・クオモのインタビューに、コンウェイはこう言った。「私はインスペクター・ガジェット(ガジェット警部)ではない。スパイが電子レンジを使うなんて信じないが、証拠を集めるのは私の仕事ではない。それは捜査官の仕事だ。」

自分のボスが盗聴されたと主張しているのだから、その証拠を出すのはコンウェイの仕事だと思うのだが。

ニュース速報

ワールド

北朝鮮大使、米韓軍事演習続く限り交渉しないと言明

ビジネス

焦点:中国金融機関の外資規制緩和、早期活用は厳しい

ワールド

特別リポート:サウジ「王室分裂」の裏側、汚職口実に

ビジネス

中国人民銀、穏健で中立的な金融政策を維持へ=四半期

MAGAZINE

特集:ビットコイン 可能性と危険性

2017-11・21号(11/14発売)

高騰を続け、今や1000種類以上に増えた仮想通貨 未来を変え得る新技術のリスクとメリットを真剣に考える

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 2

    北朝鮮「亡命兵士」の命を脅かす寄生虫の恐怖

  • 3

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 4

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 5

    サンフランシスコ「従軍慰安婦像」への大阪市対応は…

  • 6

    「人肉は食べ飽きた」と自首した男と、とんでもない…

  • 7

    「お母さんがねたので死にます」と自殺した子の母と…

  • 8

    女性が怯えて生きるインドのおぞましい現実

  • 9

    飛び級を許さない日本の悪しき年齢主義

  • 10

    絶滅したマンモスがクローンでよみがえる

  • 1

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 2

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 3

    北朝鮮「亡命兵士」の命を脅かす寄生虫の恐怖

  • 4

    「セックスしている子もいるけど私はしたくない」 …

  • 5

    サンフランシスコ「従軍慰安婦像」への大阪市対応は…

  • 6

    飛び級を許さない日本の悪しき年齢主義

  • 7

    体臭とセックスアピールの意外な関係

  • 8

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 9

    日中首脳会談、習近平はなぜ笑顔だったのか

  • 10

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 1

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 2

    北朝鮮の電磁パルス攻撃で「アメリカ国民90%死亡」――専門家が警告

  • 3

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 4

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 5

    人はロボットともセックスしたい──報告書

  • 6

    北朝鮮経済の「心臓」を病んだ金正恩─電力不足で節約…

  • 7

    生理の血は青くない──業界のタブーを破った英CMの過…

  • 8

    国民審査を受ける裁判官はどんな人物か(判断材料ま…

  • 9

    トランプは宣戦布告もせず北朝鮮を攻撃しかねない

  • 10

    北朝鮮危機「アメリカには安倍晋三が必要だ」

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

全く新しい政治塾開講。あなたも、政治しちゃおう。
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 特別編集

最新版 アルツハイマー入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月