批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足度100%の作品も、アジア作品が大躍進
The Best Film of 2025, According to Rotten Tomatoes
4位『L'Histoire de Souleymane』(英題:Souleymane's Story)
パリで自転車配達員として働くギニア出身の移民スレイマネ(アブ・サンガレ)の日常を追う映画。物語は彼が庇護申請の面接準備に追われる一方で、ギグワーク特有の過酷な働き方に向き合う2日間を描き、都市に潜む「見えない労働者」を映し出す。
フランスの映画監督ボリス・ロシュキンは多くの役にプロではないキャストを起用し、ドキュメンタリーのような質感を作品全体に宿らせた。その結果、今の世界各地で共通する問題を鋭く捉えた、生々しくリアルな人間ドラマに仕上がっている。
ロッテン・トマトでは59件のレビューを獲得し、満足度は100%。





