批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足度100%の作品も、アジア作品が大躍進
The Best Film of 2025, According to Rotten Tomatoes
7位『어쩔수가없다』(英題:No Other Choice)
パク・チャヌク監督が、イ・ビョンホンを主演に迎え、失業と資本主義の危うさを描いたダークコメディ風の社会風刺劇。
アメリカの作家ドナルド・ウェストレイクの小説『斧(The Ax)』が原作で、25年以上勤めてきた製紙工場の現場責任者マンスが、企業買収をきっかけに突然解雇されるところから物語は始まる。
マンスは自分を取り戻そうと暴走し、職場で自分の「競争相手」だとみなした人物たちを破滅させ、ついには殺害。暴力的な道へ踏み込んでいく。乾いた笑いと哀しみが交錯し、ときにスラップスティックの要素も差し込まれるこの物語で、監督は今年最も鋭いスリラーを作り上げた。
ロッテン・トマトでは105件のレビューを獲得し、満足度は99%。





