最新記事
音楽

大胆露出のケイティ・ペリー、腰に入れた謎のQRコードに「天才」「くだらない」と賛否の声...リンク先は?

2024年9月20日(金)18時05分
千歳香奈子
ケイティ・ペリー

ケイティ・ペリー(4月25日、ビバリーヒルズ) Michael Mattes-Shutterstock

<VMAのレッドカーペットに婚約者のオーランド・ブルームと登場したケイティ・ペリー。カメラに向かって猛アピールしたのは、腰に貼った読み取り可能なQRコードのタトゥーシールだった>

米ニューヨークで9月11日に開催された米音楽専門局MTVが主催するミュージックビデオの祭典「Video Music Awards(VMA)」でビデオ・ヴァンガード賞を受賞したケイティ・ペリーが、腰に謎のQRコードのタトゥーシールを貼ってレッドカーペットに登場。その意味を解明しようと、読み取りを試みるファンが続出してネットを盛り上げた。

【写真】【動画】大胆に露出したドレス姿で「QRコード」をしきりに強調、ステージでは踊りが「女性同士の性行為のよう」と物議

過去にはビヨンセやマドンナらそうそうたる顔ぶれが受賞している革新的な作品を作ったアーティストに贈られるビデオ・ヴァンガード賞に輝いたケイティは、腹部を大胆に露出するボロボロ感が印象的なワンショルダーのブラトップとロングスカートを纏い、2019年に婚約した俳優オーランド・ブルームと仲良くレッドカーペットを歩いた。

ウェットヘアでずぶ濡れ感を醸して視線を釘付けしたケイティは、腰に手を当てるバックポーズでローライズのスカートからのぞく腰に刻まれたQRコードをカメラに猛アピール。単なるボディメイクではなく、読み取り可能な本物のQRコードだったようで、誘導されたファンが実際に読み取ってみると9月20日にリリースされる新アルバム「143」の予約サイトがあらわれる仕掛けになっていた。

腰を使った大胆なプロモーションに、ネットでは「面白い」「天才」との声があった一方、「単なる広告じゃん」「くだらない」と落胆したファンも多かった。

女性同士の性行為を彷彿とさせるシーンも

自らのボディでアルバムを宣伝したケイティは、その後のステージでは圧巻の宙づりパフォーマンスで歴代のヒット曲メドレーを披露し、テイラー・スウィフトがノリノリで踊る様子がキャッチされるなど会場を盛り上げた。

一方で「143」に収録されているラッパーのドーチとコラボレーションした楽曲「I'M HIS, HE'S MINE」では、女性同士のセックス行為を彷彿させる動きが物議を醸し、セクシーすぎると視聴者を困惑させる場面もあった。

さらに激しいパフォーマンスを終えたケイティは、プレゼンターを務めたオーランドからトロフィーを受け取ると、開口一番「生理の初日にこのパフォーマンスを全部やりきったのよ。信じられる?」と激白。2人は壇上で情熱的なキスも披露し、VMAの話題を独占した。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

ニューズウィーク日本版 世界が尊敬する日本の小説36
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年9月16日/23日号(9月9日発売)は「世界が尊敬する日本の小説36」特集。優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トルコ裁判所、最大野党党首巡る判断見送り 10月に

ワールド

中国は戦時文書を「歪曲」、台湾に圧力と米国在台湾協

ビジネス

エヌビディアが独禁法違反、中国当局が指摘 調査継続

ビジネス

無秩序な価格競争抑制し旧式設備の秩序ある撤廃を、習
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる」飲み物はどれ?
  • 3
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人に共通する特徴とは?
  • 4
    腹斜筋が「発火する」自重トレーニングとは?...硬く…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 6
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 7
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 8
    【動画あり】火星に古代生命が存在していた!? NAS…
  • 9
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 10
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 5
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 6
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 7
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中