変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本のスタートアップ支援に乗り出した理由
信頼とエネルギーがカギ。世界で勝ち切る投資を目指す
投資は件数ではなく中身。成功案件を積み上げてこそ意味がある、と内田は語る。「目利き力」を磨く上で、腹を割って信頼関係を築ける相手かを見極める姿勢を重視する。
「経営者・ファウンダーに会う際は、『信頼』と『エネルギー』の有無を確認します。誠実に経営に向き合っていることはもちろんですが、どれだけの熱量で、どんな視野で、どう人と組織を動かすか。技術力はもちろん、PMF(プロダクトマーケットフィット)や価格設計、量産・品質、チームビルディングなど、経営の現実を乗り越える力を見ています」
ゼロから形にしていく達成感は大きい。その一方で、関係者との合意形成、現地との信頼構築、行内の意思決定を同時並行で進めるには、相当なエネルギーを要する。それでも、前例のない挑戦の連続の中で、確かな手応えを感じている。
NordicNinjaは19年の1号ファンド以来、23年に2号ファンドを設立、ff Red & Whiteも同年に始動。複数案件でのエグジット(IPOやM&Aによる投資資金の回収)も視野に入ってきている。
「NordicNinjaの知名度が欧州で上がるにつれ、日本企業からの照会も増えています。投資先の質が評判を呼び、良質な案件や情報がさらに集まる好循環が生まれている。日欧の両面でシナジーを最大化していければと考えています」
内田が期待を寄せるのは、次代を担う若手人材だ。長期的な投資活動を見据え、スタートアップ投資チームには20代、30代の職員を含めた構成としている。士気も高く、挑戦の機運が広がる。
JBICの長い歩みにおいて、スタートアップ投資の挑戦はまだ始まったばかりだ。
「ユニコーンを本気で生み出す投資を、愚直に積み上げていくこと。市場から評価されるように、勝てる芽に資源を集中し、世界で勝てるスタートアップ企業を育成していきたい」と、内田は前を見据える。
日本発のオープンイノベーションが、より広く世界で価値を発揮できるよう、支援を続けていく。
JBIC 常務取締役
内田 誠(うちだ・まこと)
民間の金融機関勤務を経て、2002年に入行。経営企画部長、インフラ・環境ファイナンス部門長、エクイティファイナンス部門長などを歴任し、24年6月から現職。スタートアップ投資委員会委員長、JBIC IG Partners(JBIC IG)取締役。早稲田大学政治経済学部卒業
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