最新記事

BOOKS

市場価値の高い「AI人材」にプログラミングの知識はいらない【各出版社イチオシの本4冊】

2021年9月28日(火)18時22分
flier編集部

他人の承認を求めない生き方

『毎日がストレスフリーになる「自分ほめ」』
 著者:原邦雄
 出版社:フォレスト出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

人の悩みの9割は、「人間関係」がからんでいると言われます。そんな人間関係の悩みが解消されたら、人生はストレスフリーに近づくはずですよね。

「そんな解決方法なんてあるわけない」と思われるでしょうか? 実は、その方法はあるのです!

それが1日1回の「自分ほめ」。

著者は、ほめて人を伸ばす「ほめ育」創始者。人間関係に悩んで引きこもりになった経験と、脳科学や心理学などを融合し「ほめ育」を構築、現在18か国の教育現場や企業に導入されています。

本書は、30日間の「自分ほめ」プログラムを紹介しています。朝起きられた、遅刻しなかった、まずは小さな成功を認めます。過去を振り返って徐々に自己肯定感を上げ、最後は大きな目標へ踏み出すようにマインドセットします。

自分の道がビシッと決まれば、フィットしない人間関係は不思議と離れ、すべての問題が自分に役立つものに見えてきます。自分で自分を認めれば、誰かの承認を得ようとする沼にはまることはないはず。「自分ほめ」は、心地よく生きていくための新習慣なのです。

(編集担当 水原)

「文系AI人材」に求められるもの

『超実践! AI人材になる本』
 著者:大西可奈子(監修)
 出版社:学研プラス
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

DX化が進む社会において、自分でプログラミングができなくてもいいが、AIの概念をしっかり理解したうえで、アイデアの創出、ビジネスモデルを練ることができる「AI人材」の需要がますます増えていきます。

本書では、「文系AI人材」の視点で、AIプロジェクトの進め方のポイントやコツを紹介します。専門用語を極力使わず、事例を交えて分かりやすくまとめました。

AI開発はエンジニアの仕事ですが、プロジェクト全体で考えれば、それは「ほんの一部」。プロジェクトを企画し、推進していくプランナー兼マネージャー的人材の力が必要で、データ収集やシステム運用、進行管理、評価、改善など、知っておくべき業務はたくさんあります。この本で、開発から運用まで、プロジェクトの一連の流れを理解することができるので、ざっと流れを知りたい、という方にもおすすめです。

「AI」と聞くと、思わず身構えてしまう人も多いかもしれませんが、やり方や手順がわかれば怖くなくなるはずです。これ1冊で、全ビジネスパーソンが知っておきたいAIの基礎知識が学べます。

(趣味実用編集部)

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米耐久財コア受注、3月は0.2%増 第1四半期の設

ワールド

ロシア経済、悲観シナリオでは失速・ルーブル急落も=

ビジネス

ボーイング、7四半期ぶり減収 737事故の影響重し

ワールド

バイデン氏、ウクライナ支援法案に署名 数時間以内に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴らす「おばけタンパク質」の正体とは?

  • 2

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令

  • 3

    マイナス金利の解除でも、円安が止まらない「当然」の理由...関係者も見落とした「冷徹な市場のルール」

  • 4

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 5

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 6

    ケイティ・ペリーの「尻がまる見え」ドレスに批判殺…

  • 7

    イランのイスラエル攻撃でアラブ諸国がまさかのイス…

  • 8

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    コロナ禍と東京五輪を挟んだ6年ぶりの訪問で、「新し…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 10

    ダイヤモンドバックスの試合中、自席の前を横切る子…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中