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ニューヨーク連続爆発事件、大統領選への影響は?

WABC-TV/REUTERS
<マンハッタンなどで発生した爆発事件の容疑者が拘束されたが、今回の事件がテロかどうか捜査当局はまだ断定していない。しかし米社会への衝撃は大きく、来週から始まるテレビ討論の争点になることは必至だ>(写真は銃撃戦の末に拘束、搬送されるラハミ容疑者)
2016年9月17日(土)の朝9時半ごろ、ニュージャージー州の大西洋岸にあるシーサイド・パークという町で、チャリティイベント(5000メートルのマラソン大会)の直前に、ゴミ箱内のパイプ爆弾が爆発。マラソン大会は中止されたものの、被害はありませんでした。
続いてその17日の夜8時半ごろ、マンハッタンのチェルシー地区でゴミ箱に仕掛けられた圧力鍋爆弾が爆発し、通行人29人が負傷しました。その後、市警察が周辺を捜査したところ、2時間半後の午後11時ごろ、数ブロック離れた場所で同様の圧力鍋爆弾が発見され、こちらは回収されています。
【参考記事】NYマンハッタン爆発事件の容疑者、銃撃戦の末に拘束
その24時間後の18日(日)の夜、ニュージャージー州のエリザベス駅構内のゴミ箱の上にあった「不審なバックパック」の中にパイプ爆弾が5個入っているのが見つかりました。警察は、遠隔操作ロボットで解体しようとしましたが、午前3時頃に誤って1つが爆発し、直ちに近辺は厳戒態勢となりました。
マンハッタンで爆弾を仕掛けた人物は、監視カメラに撮影されており、また27丁目の未遂に終わった爆弾から指紋が検出されたことから、容疑者としてアフマド・カーン・ラハミ(28歳、アフガニスタン出身、アメリカ市民)が浮上しました。
そのラハミ容疑者は、19日(月)午前11時前後、ニュージャージー州リンデンで、食堂の前で眠っているところを住民に通報され、その後に警官隊と銃撃戦の末、逮捕されています。(容疑者と警官4人が負傷したものの、ともに軽症)
以上が、時間的な経過ですが、これとは別にラハミに関しては、色々なことが分かっています。まず、兄弟でニュージャージー州のエリザベス市内でフライドチキン店を経営しているものの、その店は、禁止されている24時間営業を行ったばかりか、客の騒音の問題もあって近隣から苦情があり、市当局と訴訟合戦を行った過去があるそうです。
その訴訟合戦とは、ラハミの側は「市と近隣コミュニティの姿勢が人種差別的」ということで民事訴訟に訴えたということです。また、その訴訟の延期申請をしたことから、ラハミの父親がパキスタンに渡航歴があることが明るみに出ており、本人もパキスタンとアフガニスタンに渡航歴があるという報道があります。
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