プレスリリース

アニメーションやイラストなどの画像をブロックチェーンに直接保存するFully On-chain Generative NFTとして作成するサービスを株式会社Culture Connectと共に開始

2023年03月29日(水)15時15分
一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティ(所在地:東京都渋谷区、代表理事:中島 聡)は、代表の中島聡が開発したFully On-chain Generative NFTの技術を応用し、株式会社Culture Connect(所在地:京都府京都市、代表:風早 完次)と協力して、アニメーションやイラストなどの画像をFully On-chain Generative NFTとして作成するサービスを2023年3月29日に開始しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/349997/LL_img_349997_1.jpg
NFTイメージ

通常、ブロックチェーン上に画像を保存するには1つ1つエンジニアがスマートコントラクトと呼ばれるプログラムで記述する必要があります。この際、画像をブロックチェーンに保存しようとすると、そのデータが大きいほど、デプロイには莫大なコストが掛かります。このようなコストを削減するため、一般的には画像をドット絵にして保存するなど、簡単な画像のみがブロックチェーン上に保存されています。

クオリティの高い画像のNFT化にはこのような費用を削減するため、WebサーバやIPFSなどの分散ファイルシステムの保存し、ブロックチェーン上にはその画像のURLのみを保存するようになっています。結果、NFT提供者が画像を保管しているWebサーバを解約する、あるいはIPFS上から画像ファイルが無くなると、NFTが参照している画像が消えてしまうため、NFT所有者が購入したNFTのアートの恒久的な保有は担保されていません。Fully On-chain Generative NFTは、この課題にスポットを当て、アニメーションの画像や、イラストレーションのような複雑な画像でもブロックチェーン上に安価に保存できるようにしました。
一般的なURL参照型のNFTとは異なり、Fully On-chain Generative NFTは、ブロックチェーン上にNFTとして購入した画像そのものが存在するため、Ethereumが動作してればNFT購入者は、永続的にそのNFTアートを保有できます。

このようなNFTアート保有についてのリスクについて、残念ながらクリエイターの方に十分理解されているとは言えない状況です。そこで一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティは、このFully On-chain Generative NFTを展開するに当たり、日本及び世界におけるアニメーション作品のライセンスに長い経験を持つ風早 完次が代表を務める株式会社Culture Connectと協業することで、日本に留まらず、世界のアニメーションやイラストを、Fully On-chain Generative NFTとして展開することにしました。

今回の協業開始にあたり、一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティと株式会社Culture Connectは、アニメーション会社、イラストレータから広くFully On-chain Generative NFTとして展開する作品を募集します。
当面はアニメーション作品あるいは絵本などとして、一定の認知がある作品に限定して受け付けます。
ご不明な点がございましたら、 info@cultureconnect.co.jp までお問い合わせください。


【会社概要】
◇一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティ
商号 : 一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティ
代表者 : 代表理事 中島 聡
所在地 : 東京都渋谷区
設立 : 2018年8月
事業内容: シンギュラリティに係る調査及び研究
シンギュラリティに係る講演会・研究会・発表会・コンペ等の開催
シンギュラリティに係る情報の収集と発信
シンギュラリティに係るベンチャー企業の発掘及び人材の育成
シンギュラリティに関する事項の政府、
関係機関等に対する意見表明及び具申
URL : https://www.singularitysociety.org/

◇株式会社Culture Connect
商号 : 株式会社Culture Connect
代表者 : 風早 完次
所在地 : 京都市中京区
設立 : 2017年12月

日本の最大手アニメーション製作会社東映アニメーションで海外業務を担当し、取締役を務めた風早 完次が創業しました。日本のアニメーション企画の国際共同製作のプロデュース、日本アニメーションの海外向けライセンス、海外アニメーションの日本向けライセンス事業とともに、一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティとの協業により、アニメーション作品やイラストのFully On-chain Generative NFT事業を推進しています。


【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティ事務局
担当: 武藤
MAIL: info@singularitysociety.org

株式会社Culture Connect
担当: 風早
MAIL: info@cultureconnect.co.jp


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=続伸、マグニフィセント7などの決算に

ビジネス

NY外為市場=円、対ユーロで16年ぶり安値 対ドル

ビジネス

米テスラ、新型モデル発売前倒しへ 株価急伸 四半期

ワールド

原油先物、1ドル上昇 米ドル指数が1週間ぶり安値
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 2

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の「爆弾発言」が怖すぎる

  • 3

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴らす「おばけタンパク質」の正体とは?

  • 4

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 5

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 6

    「なんという爆発...」ウクライナの大規模ドローン攻…

  • 7

    イランのイスラエル攻撃でアラブ諸国がまさかのイス…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 10

    ロシア、NATOとの大規模紛争に備えてフィンランド国…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 6

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 7

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 8

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 9

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 10

    ダイヤモンドバックスの試合中、自席の前を横切る子…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中