コラム

AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワイトカラー」は大量に人余り...変わる日本の職業選択

2025年11月20日(木)18時05分

ホワイトカラー層の生活はますます苦しく

多くの労働者が望む形なのかは分からないが、日本国内において、ホワイトカラー層からブルーカラー層への大量の雇用シフトが起こらない限り、経済の目詰まりが激しくなり、成長の阻害要因となり得る。

加えて高市政権は積極財政を掲げており、当該政策が実現した場合、インフレがさらに激しくなる可能性が高い。そうなると賃金が上がりにくい一般的なホワイトカラー層の生活はますます苦しくなり、逆にブルーカラー層の生活水準は相対的に向上する。近い将来、国内の労働市場の風景は一変することになるかもしれない。


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プロフィール

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネスなどの分野で執筆活動を行うほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。『お金持ちの教科書』(CCCメディアハウス)、『スタグフレーション』(祥伝社新書)、『本気で考えよう! 自分、家族、そして日本の将来』 (幻冬舎新書)など著書多数。

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