キーウ郊外で停電続く、ロシア空爆後 住民は避難所で生活
12月29日、ウクライナのキーウで撮影。REUTERS/Valentyn Ogirenko
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[ビーシュホロド(ウクライナ) 30日 ロイター] - ロシアによるウクライナへの直近の空爆後、オレナ・パジダイエワさんは首都キーウの北20キロに位置する衛星都市ビーシュホロドのアパートで3日間、電気も暖房も使えない状況が続いている。
夜間には気温がマイナス3度まで下がるため、パジダイエワさんは現在、暖房と仕事に必要な機器を接続する電源を備えた小さな小屋ほどの大きさの避難所で6歳の息子と一日の大半を過ごしている。
この建物には20人ほどの人々が集まり、仕事のためや連絡を取り続けるために携帯電話やノートパソコンを充電している。
パジダイエワさんは「前回の攻撃後、私たちは3日間電気が使えていません。そして充電できるこの避難所で仕事をすることを余儀なくされています」と話した。
ロシアのドローン(無人機)やミサイルによる攻撃は以前からウクライナ各地のエネルギー施設を標的にしており、停電を引き起こしてきた。
ウクライナのエネルギー省によると、今回の大規模攻撃により、首都周辺地域では1万9000件の顧客に停電が発生した。





