日中双方と協力可能、バランス取る必要=米国務長官
12月19日、ルビオ米国務長官は記者会見で日中間の緊張について「以前から存在していた」との認識を示した上で、「日本との強固な同盟関係を継続しつつ、中国と生産的に協力できる方法を見いだせると強く信じている」と語った(2025年 ロイター/Kevin Mohatt)
[19日 ロイター] - ルビオ米国務長官は19日の記者会見で日中間の緊張について「以前から存在していた」との認識を示した上で、「日本との強固な同盟関係を継続しつつ、中国と生産的に協力できる方法を見いだせると強く信じている」と語った。
日中の緊張は「バランスを取らなくてはいけない地域の力学の一つ」とし、インド太平洋地域の同盟国や友好国に対する確固たるコミットメントを損なうことなく、バランスを取ることができるとの見解を示した。
また、中国は豊かで力強い国として地政学の要因であり続けるだろうとした上で「われわれは中国と関係を築く必要がある。協力できる分野を見いだす必要がある」と指摘。「中国と米国が協力できる地球規模の課題があるならば、それを解決できるだろう」とも話した。





