サブサハラ・アフリカ地域の国内借り入れにリスク=IMF

国際通貨基金(IMF)は16日公表した「地域経済見通し」で、サブサハラ・アフリカ地域各国の政府が資金不足を埋めるために国内銀行からの借入額を増やしているため、国内の借り入れコストが国外のコストよりも高くなっていると指摘した。2017年4月、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Yuri Gripas)
Colleen Goko Karin Strohecker
[ヨハネスブルク/ワシントン 16日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は16日、ワシントンで開催中の世銀・IMF年次総会に合わせて公表した「地域経済見通し」で、サブサハラ・アフリカ地域各国の政府が資金不足を埋めるために国内銀行からの借入額を増やしているため、国内の借り入れコストが国外のコストよりも高くなっていると指摘した。銀行のリスクを増大させ、民間投資を圧迫しているという。
IMFは「地域全体で国内資本コストは依然として高止まりしている」とし、「現地の金融市場は未発達で流動性が低く、取引コストや貸出スプレッドが高い」と述べた。
IMFは多くの国で国内の新たな公的借り入れは外部借り入れよりも「著しくコストが高い」と警告した。銀行に対する過度な依存が資金調達コストをさらに押し上げて「民間部門投資を排除している」と説明した。
また、国内銀行の国債保有額は「世界の他の地域よりもサブサハラ・アフリカ地域で大きく、かつ急速に増加している」と指摘。政府財政の悪化が銀行経営の健全性を脅かし、融資を抑制し、財政ストレスを高める「悪循環に陥る可能性」を生み出しているとした。
IMFのアベベ・アムロ・セラシエ・アフリカ局長はロイターに「公的債務の約半分は国内銀行から借り入れている」上、「ここ数年間は外部資金に対するアクセスが容易でなかったが、各国が基本的には自国通貨建てで借り入れることを望んでいるため、前向きな兆しでもある」と述べた。
局長は一方で、過度な国内借り入れは、もし政府が債務返済に苦労すれば「銀行部門に問題も引き起こす恐れがある」と警告した。
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