米イールドカーブはスティープ化か、対FRB圧力で=市場関係者

トランプ米政権による連邦準備理事会(FRB)への圧力が強まる中、投資家は財政・政治リスクに対してより高い対価を要求しており、国債のイールドカーブはスティープ化する可能性がある──。写真はトランプ米大統領。9月14日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Aaron Schwartz)
Divya Chowdhury Mehnaz Yasmin
[16日 ロイター] - トランプ米政権による連邦準備理事会(FRB)への圧力が強まる中、投資家は財政・政治リスクに対してより高い対価を要求しており、国債のイールドカーブはスティープ化する可能性がある──。複数の債券ファンドマネジャーが16日にこうした見方を示した。
長期金利が短期金利より速く上昇するとイールドカーブはスティープ化するが、これはインフレの再燃と財政赤字拡大に対する懸念を反映している。今年は特に5年債/30年債のイールドカーブを巡り、短期債を買い、長期債を売るという取引が活発となっている。
野村インターナショナル・ウェルス・マネジメントのガレス・ニコルソン最高投資責任者(CIO)はロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラムで、政治が政策を曲げるならドルから離れ、「デュレーションを軽快に保つだろう」と指摘。「ドルと長期債を最初のショックアブソーバーとして扱う」と語った。
市場がFRBを条件付きで信頼し続けているにもかかわらず、FRBの独立性に対する懐疑的な見方がロングエンドの利回りを圧迫し始めているという。
ニコルソン氏は、労働市場の軟化が続けば、フロントエンドの利回りは2%台後半に向けて低下し、ロングエンドは3─4%のバンドにほぼ固定されると予想。2026年初頭にはカーブは緩やかにスティープ化すると見ている。
JPモルガン・プライベートバンクのグローバル投資戦略担当共同責任者スティーブン・パーカー氏は、投資家はインフレ・財政懸念に対して十分な補償を受けておらず、「国債カーブのロングエンドがこうしたリスクに最も敏感だ」と述べた。
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