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米首都の動員州兵、武器携行を開始 トランプ氏は他州にも派遣意向

2025年08月25日(月)09時59分

8月24日、トランプ米大統領の治安対策の一環として首都ワシントンに派遣されている州兵部隊が夜から武器を携行して任務に当たると、当局者2人が明らかにした。写真は23日、首都ワシントンの市街地を移動する州兵(2025年 ロイター/Aaron Schwartz)

Idrees Ali

[24日 ロイター] - トランプ米大統領の治安対策の一環として首都ワシントンに派遣されている州兵部隊が24日夜から武器を携行して任務に当たると、当局者2人が明らかにした。

関係者によると、M17拳銃かM4ライフルを携行するとみられる。武器を携行する州兵の数は流動的だという。

トランプ氏が首都の犯罪緊急事態を宣言した後、各地から派遣された州兵数百人はこの2週間、非武装で任務に当たってきたが、ヘグセス国防長官がこのほど武器携行を許可した。

州兵の統合任務部隊は24日の声明で、州兵の武器使用は「最後の手段」と説明した。

一方、トランプ氏は治安対策を中西部イリノイ州シカゴにも拡大する意向を示しており、24日には民主党州である東部メリーランド州ボルチモアへの派遣の可能性を示唆した。

下院民主党トップのジェフリーズ院内総務は同日、トランプ氏にはシカゴに部隊を派遣する権限はないと反論した。

ロイター
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