日経平均は安寄り後一進一退 ハイテク株高い

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比105円29銭安の4万2783円26銭と、続落してスタートした。写真は2024年12月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 21日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比105円29銭安の4万2783円26銭と、続落してスタートした。ただ、安寄り後は小幅高に転じ、前日終値を挟んで一進一退となっている。前日に大幅安となったハイテク株には買い戻しが入っている。業種別では、非鉄金属や保険などが底堅い。医薬品や陸運などは弱含み。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが小幅安、ソフトバンクグループが2%高、東京エレクトロンが1%超安、アドバンテストが4%超高で堅調。主力のトヨタ自動車、ソニーグループは小幅安。第一三共、エーザイは安い。
一方、寄り付き前に財務省が発表した8月10日―8月16日の対外及び対内証券売買契約等の状況 (指定報告機関ベース)によると、対内株式投資は1兆1617億円の買い越しとなった。