ニュース速報
ワールド

ゼレンスキー大統領、米特使と会談 防空強化と武器調達など協議

2025年07月15日(火)01時10分

ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、首都キーウ(キエフ)で米のケロッグ・ウクライナ担当特使と会談し、ウクライナの防空力強化や欧州の支援による武器購入などについて話し合った。同日撮影の提供写真(2025年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS)

[キーウ 14日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、首都キーウ(キエフ)で米のケロッグ・ウクライナ担当特使と会談し、ウクライナの防空力強化や欧州の支援による武器購入などについて話し合った。

ゼレンスキー氏はXに「われわれは平和への道筋と具体的に何ができるかについて議論した。これには、ウクライナの防空体制の強化、欧州との協力による防衛兵器の共同生産と調達が含まれる。そしてもちろん、ロシアとそれを支援する者に対する制裁も含まれる」と投稿した。

その後、ウクライナのウメロフ国防相もキーウで米国のケロッグ特使と会談したと発表。ウクライナと欧州での共同兵器生産のほか、ロシアに対する制裁措置などについて協議したという。

これに先立ち、トランプ米大統領は13日、ウクライナに防空システム「パトリオット」用ミサイルを供給すると表明した。

また、14日にロシアについて「重大な声明」を出すとしている。

米ニュースサイトのアクシオスは13日、トランプ大統領がウクライナに攻撃武器を供与する新たな計画を発表する見込みだと、関係者2人の話として報じた。

2期目の就任当初はロシアに対してより融和的な姿勢を見せていたトランプ氏だが、ここ数週間はロシアのプーチン大統領への批判を口にしている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ヘッジファンド、銀行株売り 消費財に買い集まる=ゴ

ワールド

訂正-スペインで猛暑による死者1180人、昨年の1

ワールド

米金利1%以下に引き下げるべき、トランプ氏 ほぼ連

ワールド

トランプ氏、通商交渉に前向き姿勢 「 EU当局者が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「史上最も高価な昼寝」ウィンブルドン屈指の熱戦中にまさかの居眠り...その姿がばっちり撮られた大物セレブとは?
  • 2
    真っ赤に染まった夜空...ロシア軍の「ドローン700機」に襲撃されたキーウ、大爆発の瞬間を捉えた「衝撃映像」
  • 3
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別「年収ランキング」を発表
  • 4
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    【クイズ】次のうち、生物学的に「本当に存在する」…
  • 7
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 10
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 4
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 5
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 8
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 9
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 10
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中