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ロスネフチ社長、OPEC協調減産を批判
2017年06月05日(月)07時18分
6月2日、ロシア国営石油大手ロスネフチのセチン社長は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産は米シェールオイルの増産で無駄に終わる可能性があると述べた(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin)
[サンクトペテルブルク(ロシア) 2日 ロイター] - ロシア国営石油大手ロスネフチ
プーチン大統領側近のセチン氏はかねて協調減産への参加に消極的だったが、最終的には政府の決断に従った。
OPECは先週、協調減産合意の期限を2018年3月末まで延長すると決定。セチン氏はこの政策効果に再び疑問を投げかけ、協調減産に取り組む産油国は、不参加の米国に市場シェアを奪われていると指摘した。
さらに、協調減産が市場価格を落ち着かせるのは短期間に過ぎないとして、「包括的な政策とは言えない」と批判した。
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