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世銀「OPEC合意期待」、来年の原油価格予想55ドルに引き上げ
2016年10月21日(金)04時52分
10月20日、世銀は商品市場の四半期見通しを公表した。写真はニースのガソリンスタンドで2012年8月撮影(2016年 ロイター/Eric Gaillard)
[ニューヨーク 20日 ロイター] - 世界銀行は20日に公表した商品(コモディティ)市場の四半期見通しで、2017年の原油価格見通しを1バレル=55ドルとし、従来の53ドルから引き上げた。石油輸出国機構(OPEC)による減産合意が供給過多の解消につながると期待されることが背景としている。
ただ2016年については平均43ドルで推移するとして、従来見通しを据え置いた。
世銀は報告書で「2017年は原油に主導され、エネルギー価格の堅調な上昇が予想される」とし、原油、天然ガス、石炭を含むエネルギー価格は同年は約25%上昇するとの見方を示した。
ただOPEC合意の詳細がまだ明らかになっていないため、先行き不透明感は強いとの認識も示した。
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