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米当局が華為技術に召喚状、シリアなどへの輸出めぐり=NYT

2016年06月03日(金)07時27分

 6月2日、米商務省はシリアやイランなどとの取引をめぐり、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対し召喚状を送付した。写真はロゴ、上海で5月撮影(2016年 ロイター/Aly Song)

[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省はシリアやイランなどとの取引をめぐり、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に対し召喚状を送付した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が召喚状の写しを基に報じた。

米当局による輸出制限の対象となっているキューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、シリアの5カ国について、米国の技術の輸出や再輸出に関する情報をすべて提出するよう商務省は求めているという。

米当局は華為技術が輸出規制に違反していないか調査しており、今回の召喚状送付はこの一環。

NYTによると、華為技術は不正を指摘されているわけではなく、犯罪捜査でもないとしている。

華為技術は召喚状に関するコメントは控えたが、事業を展開する国の法律や規制に従っているとした。

商務省報道官はコメントを控えた。

ロイター
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