NY外為市場=円が小幅上昇、介入に警戒感
午後のニューヨーク外為市場では、円が米ドルに対し小幅上昇した。2013年2月撮影(2025年 ロイター/Shohei Miyano)
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 午後のニューヨーク外為市場では、円が米ドルに対し小幅上昇した。トレーダーらは、円安が日本当局の介入を促すかどうかに注目している。
25日のクリスマス休暇を前に、米国市場をはじめ多くの市場が休場となるため、取引量は低調だった。
円は対米ドルで0.25%上昇し、1ドル=155.84円となった。前週末には一時1ドル=157.77円を付けていた。
LMAXグループの外為アナリストは「日本当局が為替介入の可能性について繰り返し警告したことで、円は最近の高値から押し戻され、上昇は限定的となった」と述べた。
ドルはその他通貨に対してはまちまちだった。
ドル指数は0.07%上昇して97.96だった。
ユーロ/ドルは0.14%下落して1.1778ドル、ポンドは0.13%下落して1.3498ドルだった。
フェデラルファンド(FF)金利先物トレーダーは、来年2回の25ベーシスポイント(bp)利下げを織り込んでおり、最初の利下げは4月になる可能性が高いと見込んでいる。
暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインは0.39%下落し、8万7330ドルとなった。
ドル/円 NY午後3時 155.88/155.90
始値 155.92
高値 156.07
安値 155.69
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1780/1.1783
始値 1.1791
高値 1.1792
安値 1.1773





