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スペースX、来年IPOへ準備と幹部 二次株式売却実施へ 

2025年12月15日(月)09時05分

写真はスペースXのロゴとマスク氏のシルエット。イメージ画像。2022年12月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

(本文中の不要な記号を削除して再送します)

Joey Roulette Gursimran Mehar

[13日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙企業スペースXは来年中に新規株式公開(IPO)を実施する準備を進めている。その一環として同社の企業価値を8000億ドルとする「二次株式売却」を開始した。ブレット・ジョンセン最高財務責任者(CFO)が株主への書簡で明らかにした。

ロイターが確認した12日付の書簡によると、新規投資家および既存株主、また同社が、一定条件を満たした株主から最大25億6000万ドル相当の株式を1株当たり421ドルで購入する取り決めを承認した。

ジョンセン氏は「われわれは26年にIPOする方向で準備している。時期や評価額はなお不確実性が高い」と述べつつも、適切な執行と市場環境の追い風があれば、相当な規模の資金調達ができるとの見方を示した。

調達した資金は宇宙船「スターシップ」の飛行回数増加や宇宙への人工知能(AI)データセンター配備、月面恒久基地建設、無人と有人の火星探査計画などに充当する。

 ロイターは9日、事情に詳しい関係者の話として、スペースXが早ければ6月にもIPOを実施し、250億ドル超を調達することを目指していると伝えた。

マスク氏は10日、Xへの投稿で、スペースXがIPOに動く可能性を示唆した。

ロイター
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