日経平均は3日ぶり反落、米信用不安を嫌気 円高も重し

10月17日、 東京株式市場で日経平均は3営業日ぶりに反落し、前営業日比695円59銭安の4万7582円15銭で取引を終えた。写真は東京証券取引所で2020年に撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3営業日ぶりに反落し、前営業日比695円59銭安の4万7582円15銭で取引を終えた。米大手地銀を巡る信用不安が高まる中、東京市場でも金融株を中心に売りが広がった。外為市場でのドル安/円高進行も嫌気され、日経平均は一時700円超安となった。
前日の米国株式市場では、地銀の経営不安を発端とした信用不安が広がり、ダウが300ドル超安となった。みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジストは「米国10年金利の4%割れ、ドル/円150円割れと、マーケットにおける大きな節目割れを受け、リスクオフムードが広がっている」と話す。
日経平均は456円安で寄り付いた後、136円安まで下げ幅を縮小する場面がみられたが、再び軟化した。後場にドル/円が2週間ぶりに150円を下回った局面では、一段安となった。時間外取引での米株先物3指数が軒並み下落し、今夜の米国株続落を見越した売りも広がった。日経平均は783円43銭安の4万7494円31銭で安値をつけた。
金融株では、SOMPOホールディングス、みずほフィナンシャルグループ、りそなホールディングスがともに4%超安となった。
TOPIXは1.03%安の3170.44ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.03%安の1632.32ポイントだった。プライム市場の売買代金は5兆0952億6300万円だった。
東証33業種では、値下がりは保険、銀行、電気・ガス、証券など26業種、値上がりはその他製品、倉庫・運輸関連など7業種となった。
主力株では、指数寄与度の高いアドバンテスト、ソフトバンクグループがともに3%超安で2銘柄で日経平均を319円押し下げたほか、ファーストリテイリング、リクルートホールディングスもさえなかった。半面、任天堂、イオンは2─3%超高でしっかりだった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.91%安の709.16ポイントと続落した。きょうグロース市場に新規上場したユーソナーは公開価格を17.5%上回る2350円で初値を付け、2850円で引けた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが433銘柄(26%)、値下がりは1131銘柄(70%)、変わらずは51銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 47582.15 -695.59 47820.97 47,494.31─48,140.90
TOPIX 3170.44 -32.98 3179.41 3,166.70─3,196.31
プライム市場指数 1632.32 -17.01 1637.78 1,630.43─1,645.64
スタンダード市場指数 1455.22 -11.81 1463.10 1,453.55─1,463.28
グロース市場指数 922.97 -26.10 944.27 920.60─946.03
グロース250指数 709.16 -21.23 726.37 706.92─728.51
東証出来高(万株) 209347 東証売買代金(億円) 50952.63
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