ジェフリーズ、破綻したファースト・ブランズ債権保有 7億ドル強

１０月８日、米投資銀行ジェフリーズは傘下ファンド「ルーカディア・アセット・マネジメント」が、破綻した自動車部品メーカー、ファースト・ブランズ・グループに関連する債権を約７億１５００万ドル保有していることを明らかにした。写真はジェフリーズのロゴ。ニューヨーク証券取引所で７月撮影（２０２５年　ロイター/Jeenah Moon）

Manya Saini

[８日 ロイター] - 米投資銀行ジェフリーズは８日、傘下ファンド「ルーカディア・アセット・マネジメント」が、破綻した自動車部品メーカー、ファースト・ブランズ・グループに関連する債権を約７億１５００万ドル保有していることを明らかにした。

同行の株価は下落した。

ファースト・ブランズは先月２９日、相次ぐ買収による多額の負債と財務の悪化のため、連邦破産法第１１条（チャプター１１）の適用を申請した。

ジェフリーズによると、ファースト・ブランズは９月１５日、ルーカディアが運用するファンド「ポイント・ボニータ」への支払いを適時に行わなくなったという。

ジェフリーズは「ファースト・ブランズのアドバイザーと連絡を取り合っており、ポイント・ボニータにどのような影響が出るか調査している」とした。