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三菱電株が一時10%超高、年初来高値 好決算受け買い先行

2025年08月01日(金)09時29分

 8月1日の東京株式市場で三菱電機が大幅に3日続伸し、一時10.5%高の3696円まで上昇し、年初来高値を更新した。写真は同社のロゴと株価グラフのイメージ。3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 1日 ロイター] - 8月1日の東京株式市場で三菱電機が大幅に3日続伸し、一時10.5%高の3696円まで上昇し、年初来高値を更新した。午前9時17分現在は7%超高で推移し、プライム市場の値上がり率上位に入っている。前日発表した好決算を受け、買いが先行している。

同社が7月31日に発表した2025年4─6月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比90.9%増の1119億円だった。インフラやファクトリーオートメーションなどの事業で売り上げが増加したほか、子会社の株式譲渡が寄与し、4─6月期として過去最高だった。防衛・宇宙は大口案件の増加で増収ながら、増産費用がかさんで4億円の赤字だった。

26年3月期の業績予想は、営業利益4300億円のまま据え置いた。米国の関税措置のマイナス影響は、値上げの実現性などを踏まえて従来見通しの300億円を変えなかった。IBESがまとめたアナリスト17人の営業利益予想平均4371億円とほぼ同水準だった。

ロイター
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