英アーム、内製半導体開発へ投資拡大 7─9月利益見通し予想に届かず

7月30日、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームのレネ・ハース最高経営責任者(CEO)は内製半導体開発への投資を拡大する考えを明らかにした。写真は同社のロゴが書かれた半導体のレプリカ。クアラルンプールで3月撮影(2025年 ロイター/Hasnoor Hussain)
Max A. Cherney Arsheeya Bajwa
[30日 ロイター] - ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームのレネ・ハース最高経営責任者(CEO)は30日、内製半導体開発への投資を拡大する考えを明らかにした。設計データをエヌビディアやアマゾン・ドット・コムなどの顧客企業にライセンス供与するビジネスモデルからの脱却を図る。
ハース氏はロイターのインタビューで、新たな半導体の完成品は、アームが既に販売している「コンピュート・サブシステムズ(CSS)」を実体化したものになると説明した。CSSは、半導体設計用の知的財産をセットにしたプラットフォームだ。
その上でハース氏は「われわれが意識的により投資に注力することを検討している分野は(設計を)超えて、チップレットや想定し得る各種ソリューションを構築する可能性だ」と語った。
チップレットは、複数の小さなチップの組み合わせで1つのプロセッサの機能を果たす。
ハース氏はこうした新戦略がいつ収益化につながるか、また具体的な新製品がどのようになるかについては明らかにしていない。
アームがこの日発表した第2・四半期(7─9月)調整後1株利益見通しは0.29─0.37ドルで、中央値はLSEGがまとめた市場予想の0.36ドルに届かなかった。
最近数カ月、アームが人工知能(AI)発展に重要な役割を果たすとの期待感で上昇していた株価は時間外取引で一時約8%下落した。
第2・四半期売上高見通しは10億1000万─11億1000万ドル、市場予想は10億6000万ドルだった。
第1・四半期(4─6月)の売上高は10億5000万ドルで市場予想の10億6000万ドルをわずかに下回り、調整後1株利益は市場予想と同じ0.35ドルとなった。
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