午後3時のドルは一時149円前半、戻り売りこなし3カ月半ぶり高値

7月16日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤とほぼ変わらずの148円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Shinji Kitamura
[東京 16日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤とほぼ変わらずの148円後半で取引されている。3カ月半ぶり高値圏となる149円台では戻り売りも見られたものの、上昇が勢いづいた前日海外の流れは大きく変わらず、一時は上げ幅を広げて小幅ながら高値を再び更新した。
東京市場のドルは、148円後半から149円前半を上下する展開が続いた。4月以降の取引レンジ上限にあたる148円台を上抜けたことで、上値ではいったん戻り売りが活発となったものの、「最近の円相場に買い材料はほとんど見当たらない」(外銀アナリスト)との見方も変わらず、下値に控える押し目買いが支えになったという。
売買が交錯する中、昼過ぎにドルは一時149.19円まで上げ幅を拡大。前日海外高値を上抜けて、今年4月3日以来の高値を再び更新した。
前日海外で強まった上昇圧力は米消費者物価指数(CPI)と米金利上昇によるドル高が主因だったが、市場では引き続き、今週末に実施される参院選で与党が苦戦し、消費税率の引き下げなどを訴える野党の主張を一部受け入れざるを得なくなれば、日本の財政悪化が加速するとの警戒感が、円安要因として関心を集めている。
実際、バークレイズ証券為替債券調査部長の門田真一郎氏によると、アベノミクス期間中も含めて、日本の過去の財政拡張局面は円安に振れることが多かったという。だが、今回は「同時に日銀が金融緩和に向かうわけではないので、これまでと状況はやや異なる面もある」としている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 148.81/148.83 1.1620/1.1621 172.91/172.97
午前9時現在 148.78/148.79 1.1606/1.1609 172.69/172.70
NY午後5時 148.86/148.89 1.1599/1.1603 172.67/172.73
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