中国4月CPI3カ月連続下落、PPI下落加速 貿易戦争が一段のデフレ圧力に

中国国家統計局が10日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年比で3カ月連続小幅に下落し、生産者物価指数(PPI)は過去6カ月で最大の下落率となった。北京で2月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京 10日 ロイター] - 中国国家統計局が10日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年比で3カ月連続小幅に下落し、生産者物価指数(PPI)は過去6カ月で最大の下落率となった。住宅市場低迷や雇用不安を背景とする個人消費減退に加え、米国との貿易戦争も影を落とした。
CPIは前年比0.1%下落で3月と変わらず。ロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。前月比では0.1%上昇で、3月(0.4%下落)から上昇に転じた。
変動の激しい食品と燃料価格を除いたコアインフレ率は、3月と同じくプラス0.5%だった。
PPIは前年比2.7%下落。3月(2.5%下落)から下げが加速した。エコノミスト予想は2.8%下落だった。
上海保銀投資管理(ピンポイント・アセット・マネジメント)のチーフエコノミスト、張智威氏は「依然、デフレ圧力が続いている。輸出の減速が見込まれ、デフレ圧力は今後数カ月で高まる可能性がある」と述べた。
米中は10日からスイスで貿易を巡る高官協議を行う。
帳氏は「中国と米国の貿易交渉が進展し関税が下げられたとしても、4月以前の水準に戻る可能性は低い。内需を押し上げ、デフレ問題に対処するためには、より積極的な財政政策が必要だ」と指摘した。
中国政府は、さまざまな景気刺激策を打ち出している。7日には人民銀行(中央銀行)が銀行の預金準備率引き下げなどの景気支援措置を発表した。
しかし、ゴールドマン・サックスなど有力投資銀行は米中貿易戦争の影響を踏まえ、今年の中国成長率予想を政府目標の5%前後を下回る水準に引き下げている。
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