独鉱工業受注、3月予想以上に増加 関税の影響が焦点

5月7日、ドイツ連邦統計庁が発表した3月の鉱工業受注は今年初めて前月比プラスとなり、貿易摩擦が緩和した場合に業界が回復する可能性を示唆した。写真は2024年9月、独ゲオルクスマリーンヒュッテの工場で撮影(2025年 ロイター/Leon Kuegeler)
[7日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が7日発表した3月の鉱工業受注は今年初めて前月比プラスとなり、貿易摩擦が緩和した場合に業界が回復する可能性を示唆した。
3月の鉱工業受注は季節・日数調整後で前月比3.6%増加。ロイターがまとめた市場予想(1.3%増加)を大幅に上回った。
先週発表されたS&Pグローバルの4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は2022年8月以来の高水準だった。
コメルツ銀行のシニアエコノミスト、マルコ・ワグナー氏は、「先行指標がすでに示唆しているように、緩やかな回復トレンドの始まりかもしれない」と述べた。ただ、ドイツ企業にとって最も重要な市場である米国の関税引き上げによる構造的問題の深刻化が回復の足かせになるとも指摘した。
VPバンクのチーフエコノミスト、トーマス・ギッツェル氏は、関税政策についてトランプ米政権に態度軟化の兆しが見えるとし、「米国との間で円満な解決策が見つかれば、独製造業は今後数カ月で一段と勢いづく」と予想した。
一方、ハンブルグ商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、鉱工業受注が大きく増加することは決して珍しいことではなく、変動が比較的大きいため、3月が転換点とは考えにくいと指摘。「関税引き上げを見越した発注があったのかも不明で、現時点で需要増の持続性はみとめられない」と述べた。
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