ＪＡＬ、今期の純利益7.4％増の見通し 市場予想上回り増配見込む

　日本航空は２日、２０２６年３月期通期の連結純利益が前年比７．４％増の１１５０億円になるとの見通しを発表した。写真は同社グループの入社式、２０２４年４月撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

Kentaro Okasaka

［東京　２日　ロイター］ - 日本航空は２日、２０２６年３月期通期の連結純利益が前年比７．４％増の１１５０億円になるとの見通しを発表した。年間配当は９２円（前年は８６円）の増配予想とした。

ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１０人の予想平均１１０３億円を上回った。ＪＡＬグループとして今後、２０３０年以降の成長を見据えて９０機規模の機材導入を計画。新型コロナウイルス流行後の環境変化の中で着実に業績を回復させていくとしている。

同時に発表した２５年３月期通期の連結業績は、純利益が同１２％増の１０７０億円だった。