日経平均は6日続伸、日銀決定会合後の円安を好感

5月1日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比406円92銭高の3万6452円30銭と6日続伸して取引を終えた。写真は、都内の株価ボード。 4月15日、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比406円92銭高の3万6452円30銭と6日続伸して取引を終えた。朝方は米株の底堅さが好感されて、全般に買い優勢で始まった。注目された日銀金融政策決定会合では政策金利の据え置きを決定。その後に為替市場で円安が進行し、後半は上値を追う場面もあった。
日銀会合については、想定通り据え置きだったことから、それ自体は材料にならなかったものの、その後の外為市場ではドル高/円安が進行。輸出関連株に追い風が吹く格好となり、後場に入ってから上値を伸ばした。
市場では「日米交渉についても期待感があるようだ。4月上旬の急落前の水準まで戻してきたことで、心理的にも安心感が生じている」(国内証券ストラテジスト)との声も聞かれ、ここ一両日で投資マインドの改善が顕著になっている。
一方、需給面では前日の東証プライム市場の売買代金が5兆円を超え、月末特有のリバランスの売りがかさんだとみられたが、それを踏まえて岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏は「月初に絡んで買う動きが活発化したとみられる」とした上で「大型連休の谷間は月末月初の事情も手伝い株価が上昇しやすいというアノマリーがある」とコメントしていた。
TOPIXは0.46%高の2679.44ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.46%高の1378.93ポイント。プライム市場の売買代金は4兆6085億2300万円だった。
東証33業種では、値上がりは精密機器、陸運業、ガラス・土石製品など20業種、値下がりは海運業、銀行業など13業種だった。
個別では、トヨタ自動車など輸出関連株に上昇する銘柄が目立ったほか、アドバンテスト、フジクラがしっかり。ソフトバンクグループも高く、JR東海が年初来高値を更新した。半面、村田製作所、商船三井などが売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株が軟調に推移した。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.59%高の680.82ポイントと上昇した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが590銘柄(36%)、値下がりは988銘柄(60%)、変わらずは57銘柄(3%)だった。
前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 36452.30 406.92 36197.04 36,040.05─36,544.15
TOPIX 2679.44 12.15 2670.39 2,659.05─2,685.02
プライム指数 1378.93 6.25 1372.82 1,368.62─1,381.76
スタンダード指数 1275.48 -5.98 1280.44 1,274.54─1,280.96
グロース指数 867.67 3.72 862.9 861.40─869.67
グロース250指数 680.82 3.97 675.8 674.96─681.94
東証出来高(万株) 186514 東証売買代金(億円) 46085.23
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