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米1月ISM製造業景気指数2年ぶり高水準、新規受注・雇用底堅く

2017年02月02日(木)04時03分

 2月1日、1月の米ISM製造業景気指数は2014年11月以来の高水準をつけた。写真はミシガン州のフォード工場、2015年8月撮影。(2017年 ロイター/Rebecca Cook)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業景気指数は56.0と、前月の54.5から上昇し、原油相場が急落し始めた2014年11月以来およそ2年ぶりの高水準をつけた。持続的な新規受注の伸びや原料費の上昇が背景にある。

内需が力強さを増し、原油安による逆風が和らぐなか、製造業の回復が浮き彫りとなった。

市場予想の55.0も上回った。同指数は50が景況拡大と悪化の分かれ目となる。

指数の上昇は、減税や規制緩和を掲げるトランプ米大統領の当選を受けた企業の信頼感改善を一部反映しているとみられている。

調査対象の製造業者は、業況は「良い」、「一段と力強い」と報告したほか、需要は「極めて」安定、受注は「想定以上」といった回答もあった。

内訳の生産指数は2.0%ポイント上昇。

新規受注指数は2014年11月以来の水準となる60.4に小幅上昇した。

雇用指数は52.8から56.1に大きく上昇、2014年8月以来の水準をつけた。1月の米雇用統計で、製造業の雇用者数が2カ月連続のプラスとなる可能性がある。

価格指数は69.0と、前月の65.5から上昇し、2011年5月以来の高水準。製造業者は11カ月連続で原料費が上昇していると報告しており、インフレ圧力の増大が浮き彫りとなった。

ウェルズ・ファーゴ証券の首席エコノミスト、ジョン・シルビア氏は「財生産セクターで価格上昇が継続すれば、米連邦準備理事会(FRB)はインフレ率が2%の目標水準に回帰するとともに、その水準に維持できるとの見方を強めるだろう」と指摘。一方で、ドル高がインフレの抑制要因となる公算が大きいと述べた。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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