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ドル102円付近、株高でも伸び悩み
8月12日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102円付近。株高も手伝い一時102.21円まで続伸したものの、積極的に買い進める材料がなく、伸び悩んだ。写真は為替ディーリングルームで昨年6月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)
[東京 12日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102円付近。ドルは午前9時過ぎに101.77円まで下落した後、102円付近まで買い進まれた。背景には、政府系金融機関によるドル買いがあったとの指摘も出ている。その後は、株高も手伝い一時102.21円まで続伸したものの、積極的に買い進める材料がなく、伸び悩んだ。
東京市場は夏季休暇中の参加者が多いうえ、シドニー、シンガポールなどの海外市場でも例年のこの時期に比べて参加者が少ないとされ、「アジアの時間帯は夏休みムード一色」(FX会社)だという。
最近の市場では、ドル/円が株高に連動しないケースが多いが、きょうは「ある程度は、株高/円安の流れとなっている。ただ、対ユーロなどではドル自体の弱さも目立ち、円安が盛り上がる状況ではない」(同)との声が出ていた。
中国の各種指標は市場予想に届かなかったものの、総じて予想の範囲内との受け止められた。7月の小売売上高は前年比10.2%増(市場予想10.5%増)、鉱工業生産は同6.0%増(同6.1%増)と予想を下回り、1─7月の固定資産投資も同8.1%増で市場予想の8.8%増に届かなかった。11日にウィリアムズ米サンフランシスコ地区連銀総裁が、米国が年内に利上げを実施する必要があるとの見方を示したこともドルの下支えになったという。
海外時間は、ドイツの4─6月期国内総生産(GDP)のほか、米国で7月小売売上高、8月ミシガン大学消費者信頼感指数などの発表がある。特に米小売売上高は米国の年内利上げに対する思惑も出やすく、注目されている。
「ジャクソンホールの講演を控える中、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長も関心を寄せているだろう。かなり悪い数字になれば12月の利上げの可能性もしぼみそうだ」(外為アナリスト)との指摘もあった。
ドル/円
午後3時現在 102.05/07 1.1140/44 113.69/73
午前9時現在 101.82/84 1.1136/40 113.39/43
NY午後5時 101.94/97 1.1137/42 113.55/59
(為替マーケットチーム)





