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米キー・セイフティと中国親会社、タカタへの投資を協議

6月2日、 エアバッグ部品の大規模リコールで経営悪化が懸念されるタカタに対し、米キー・セイフティ・システムズと、同社の中国の親会社が投資を実施することについて協議を行っている。写真はタカタのロゴ、都内のショールームで2月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)
[2日 ロイター] - エアバッグ部品の大規模リコール(回収・無償修理)で経営悪化が懸念されるタカタ<7312.T>に対し、米キー・セイフティ・システムズと、同社の中国の親会社、Ningbo Joyson Electronic<600699.SS>が投資を実施することについて協議を行っている。
キー・セイフティの最高経営責任者(CEO)、ジェイソン・ルオ氏が2日、明らかにした。
同CEOは、タカタがフィナンシャル・アドバイザー(FA)に起用した米M&A助言会社ラザードと投資について協議しているとしている。
ただ、タカタの買収、もしくはエアバッグ事業とシートベルト事業の買収に関心を持っているかなど、詳細については明らかにしなかった。
Ningbo Joyson Electronicはこの日、米ミシガン州に本社を置くキー・セイフティ・システムズを9億ドルで買収したばかり。