ニュース速報

ビジネス

円急騰し一時116円半ば、原油安・弱い米指標受け=NY市場

2016年01月16日(土)08時59分

 1月15日、終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが対円で約5カ月ぶり、対ユーロで2週間半ぶりの安値をつけた。写真は1万円札を数える女性。都内で2013年2月撮影(2016年 ロイター/Shohei Miyano)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが対円で約5カ月ぶり、対ユーロで2週間半ぶりの安値をつけた。原油安のほか、弱い米指標を受けてリスク回避姿勢が強まり、ドルの重しとなった。

原油、株式相場の急落や、弱い経済指標に伴い、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが一段と鈍化する恐れがある。これは、ドルを圧迫する材料とされる。

ドルは対円で一時、116.51円に下落、昨年8月24日以来の安値をつけた。直近では0.9%安の117.02円。

ユーロは対ドルで一時、12月29日以来の高値となる1.0984ドルを記録した。直近では、0.5%高の1.0913ドル。

ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は、0.2%安の98.933。

米商務省が発表した12月の小売売上高は減少。暖冬の影響で冬物衣料品の売り上げが振るわず、ガソリン価格安がガソリンスタンドの売り上げを圧迫した。

米労働省が発表した12月の米卸売物価指数(PPI)は下落。エネルギー価格の急落が全体水準を押し下げた。

また、米FRBが発表した12月の鉱工業生産指数は3カ月連続で低下した。

原油先物も1バレル=30ドルを割り込んだ。中国株式市場<.SSEC>も下落するなか、オーストラリアやニュージーランド、カナダなどの資源国通貨も急落した。

オーストラリアドルが対米ドルで、2009年4月以来の安値となる0.6824米ドル、ニュージーランドドルは対米ドルで3カ月半ぶりの安値となる0.6382米ドルをつけた。

カナダドルは対米ドルで12年ぶりの安値を更新した。直近で、米ドルは対カナダドルで1.2%高の1.4534カナダドル。

シリコンバレー・バンクの上級外為トレーダー、ジョー・オリリー氏は「FRBは早期の利上げに慎重姿勢をとるだろう」と分析。「不透明な要素が多すぎる。米指標が弱く、株式市場も大荒れだ。これらはすべて、米成長に悪影響を及ぼす」と話した。

ドル/円 NY時間終値 117.04/117.07

前営業日終値 118.03

ユーロ/ドル NY時間終値 1.0906/1.0911

前営業日終値 1.0868

ロイター
Copyright (C) 2016 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ビジネス

国内シェア2位確実に、新型リーフを今年後半に投入=

ビジネス

焦点:三菱UFJ銀、突然のトップ交代 求心力増す平

ビジネス

インタビュー:資源下振れでも4000億円の基礎営業

ワールド

原子力潜水艦の朝鮮半島沖派遣、トランプ氏が比大統領

MAGAZINE

特集:トランプの陰謀

2017-5・30号(5/23発売)

アメリカを再び揺るがす大統領側近たちの策謀──。「ロシアゲート」はウォーターゲート事件と同じ展開になるか

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    ヤマト値上げが裏目に? 運送会社化するアマゾン

  • 2

    「パスワードは定期的に変更してはいけない」--米政府

  • 3

    アリアナコンサートで容疑者拘束、死者22人で不明者多数

  • 4

    キャサリン妃妹ピッパのウェディング、でも主役は花…

  • 5

    ベネズエラほぼ内戦状態 政府保管庫には大量の武器

  • 6

    アリアナ・グランデのコンサート会場で自爆攻撃か、1…

  • 7

    トランプ政権のスタッフが転職先を探し始めた

  • 8

    重さ64グラム!世界最小かつ最軽量の人工衛星をイン…

  • 9

    プーチンを脅かす満身創痍の男

  • 10

    北朝鮮のサイバー攻撃専門「180部隊」 各国の銀行か…

  • 1

    ヤマト値上げが裏目に? 運送会社化するアマゾン

  • 2

    トヨタとホンダをまねた中国自動車メーカーが躍進!

  • 3

    初外遊の憂鬱、トランプはアメリカ料理しか食べられない!

  • 4

    共和党はなぜトランプを見限らないのか

  • 5

    「これでトランプを終わらせる」マイケル・ムーアが…

  • 6

    トランプ政権のスタッフが転職先を探し始めた

  • 7

    「パスワードは定期的に変更してはいけない」--米政府

  • 8

    ニクソンより深刻な罪を犯したトランプは辞任する

  • 9

    日本はAIIBに参加すべきではない--中国の巨大化に手…

  • 10

    トランプのエルサレム訪問に恐れおののくイスラエル

  • 1

    25日に何も起こらなくても、北朝鮮「核危機」は再発する

  • 2

    ディズニーランド「ファストパス」で待ち時間は短くならない

  • 3

    北朝鮮ミサイル実験「失敗」の真相

  • 4

    北朝鮮ミサイル攻撃を警戒、日本で核シェルターの需…

  • 5

    北朝鮮をかばい続けてきた中国が今、態度を急変させ…

  • 6

    性的欲望をかきたてるものは人によってこんなに違う

  • 7

    シャチがホホジロザメを餌にし始めた

  • 8

    性科学は1886年に誕生したが、今でもセックスは謎だ…

  • 9

    ヤマト値上げが裏目に? 運送会社化するアマゾン

  • 10

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

日本再発見 「外国人から見たニッポンの不思議」
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 別冊

0歳からの教育 知育諞

絶賛発売中!