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米ボーイング、今後20年の航空機需要予想引き上げ

2015年06月12日(金)01時27分

 6月11日、米ボーイングは今後20年の航空機需要見通しを上方修正した。写真は2009年9月に香港で開催された航空エキスポで展示された同社747型のモデル。(2015年 ロイター/Bobby Yip)

[パリ 11日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは11日、向こう20年の航空機需要見通しを3.5%上方修正した。アジアの旅行需要の高まりで、「力強く、底堅い」伸びを見込む。15日から開幕するパリ航空ショーを前に予想を公表した。

ボーイングは2034年までに航空・貨物会社に引き渡しする航空機を5兆6000億ドル相当の3万8050機、同年までの航空旅客数を70億人と見込む。

ただ航空旅客数の伸び見通しは年5.0%増から4.9%増に引き下げた。原油安に苦しむロシアの下方修正などを反映した。

ボーイング「737」やエアバスの「A320」など、生産数が多い小型機市場は向こう20年で2兆7000億ドルを超え、2万6730機が生産されると予想している。

ロイター
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