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インド映画界「ボリウッド」で進む「生成AI」利用...収益押し上げコスト削減

2026年4月10日(金)14時40分

AIによる吹き替え

映画界がAIを受け入れるに当たり、比較的抵抗の少ない足がかりとなるのは吹き替えへの活用かもしれない。

インドには22の公用語と数百の方言があるため、国内で大ヒットさせるためには吹き替えが不可欠だ。観客は長い間、セリフと口の動きが一致しないことに不満を抱いてきたが、AIがこの問題の解決に一役買っている。

ベンガルールにあるAI新興企業、ニ‌ューラルガレージはインドの大手映画スタジオに吹き替えを提供している。同社の共同創設者スバブラタ・デブナス氏はロイターに対し、AI生成のキャラクターが英語で話す映像を披露した。次にドイツ語の音声を重ねると、数分のうちにキャラクターは口や顎の動きがぴたりと一致した状態で、流ちょうなドイツ語を話し始めた。

デブナス氏によれば、この技術は「その人の演技、アイデンティティー、話し方を維持したまま」、吹き替えが自然に見えるよう顔を変化させることができるという。

コレク​ティブはマイクロソフトとも協力しており、協業を通じ「次世代の物語表現」を支援するためにAIコンピューティング能力を提供していると述べた。

テキスト指示(⁠プロンプト)だけでは不可能な、緻密な描写を追求するため、コレクティブは実写とデジタルアニメーションを組み合わせたハイブリッド方式を採用している。俳優がセンサー付きのモーションキャプチャースーツを着て身体の動きを3Dデータとして記録し、スマートフォンで顔の表情を撮影する。このデータを製作過程に投入することで、AI生成キャラクターの動きをきめ細かく制御できるようになる。

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