イラン戦争は「ハルマゲドンの前兆」か? トランプとネタニヤフを突き動かす「宗教勢力」の正体
イラン戦争を語る際は宗教問題も外せない HD-Warrior80-shutterstock
<イラン戦争には、宗教対立という側面も存在する>
マルコ・ルビオ米国務長官が、いかにも啓蒙主義的な世俗派政治家といった装いで、イランの「神権政治」を批判していた。イラン指導部は宗教的ビジョンに基づいて地政学的決定を下す「急進的なシーア派聖職者たち」だと断じたのだ。
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ピート・ヘグセス国防長官もまた、イランのような「イスラム的妄想」に囚われた過激な体制に、核兵器を持たせるわけにはいかないと公言している。
だが同じ頃、米軍の指揮官たちは、兵士たちにまったく異なるメッセージを投げかけていた。
ある上級将校は、部下の士官たちに対し、この戦争は「神の計画」の一部であると兵士たちに説明するよう促した。自ら士官たちの前に立って、ハルマゲドンの戦いとキリストの差し迫った再臨について述べた聖書の一節を次々と引用したのだ。そして、ドナルド・トランプ米大統領こそ、イランとの戦争の火蓋を切って落とすために選ばれた人物であり、対イラン戦争がハルマゲドン勃発とイエスの再臨へとつながっていくのだと力説した。
同じような光景はイスラエルでも見られた。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は対イラン戦争のさなか、トーラー(律法。ユダヤ教で、モーセが神から授かった教えのこと)を引用しながら、イランを古代ユダヤ教の伝承に登場する絶対悪の民族「アマレク人」になぞらえた。
さらに、2月28日の対イラン戦争開戦から僅か数時間後、ネタニヤフは古代ペルシアと現イラン政権を重ね合わせる物語を持ち出した。ユダヤ人の殲滅を企てたペルシア人の敵が、ユダヤ人モルデカイと王妃エステルの活躍によって倒され、ユダヤ民族は救われたという伝承を引き合いに出し、「邪悪なイラン体制」も同様にいずれ倒れると語ったのだ。
込められたメッセージは明白だ。ユダヤ教の物語の中でユダヤ人を滅ぼそうとしたペルシアの指導者のように、いまのイランもイスラエルを破壊し、核兵器を手にしようとしている――。ネタニヤフはそう主張し、あたかもユダヤ人の歴史が繰り返されているかのような宗教的物語を押し出している。
こうした事情を読み解けば、アメリカとイスラエルによる対イラン戦争は、決して「イランを神政(神権政治)から解放する」ことだけを狙ったものではない。むしろ、両国側にも固有の宗教的ビジョンが強く働いており、アメリカとイスラエルの地政学的目標と結びついて戦争を推し進めていることが見えてくる。
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