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核軍拡

中国の核開発加速、衛星画像が示す実態:報告書

China’s Nuclear Acceleration Revealed in Satellite Images: Report

2026年2月16日(月)19時59分
エリー・クック(安全保障・防衛担当)
核大国を目指す習近平

核大国を目指す習近平(1月29日、北京) Kin Cheung/Pool via REUTERS

<新STARTの失効で核軍縮の枠組みが揺らぐなか、中国では核関連施設の拡張と再設計が進んでいることが衛星画像から明らかになった>

中国が核兵器計画に関連する施設の新設や再設計を進めていることが新たな報告書で明らかになった。世界で唯一残っていた核兵器制限条約が失効したことで、新たな核軍拡競争への懸念が高まっている。

中国南西部の四川省にある核兵器関連の複数の施設が、過去7年間に改修または拡張されていたと、ニューヨーク・タイムズが2月15日に報じた。

本誌はワシントンの中国大使館に電子メールでコメントを求めた。

長距離かつ破壊力の大きい核兵器を対象とする唯一残っていた合意の新戦略兵器削減条約(新START)は、今月初めに失効した。米国とロシアが保有できる戦略核兵器の数に上限を設けてきた同条約に代わる新たな合意は締結されていない。

ロシアと米国は合わせて世界の核兵器の約90%、数千発の弾頭を保有している。中国の核弾頭は約600発とみられるが、国防総省の推計では、2030年までに運用可能な弾頭数が1000発を超える見通しだ。

西側の専門家によれば、北京の核兵器備蓄は、プルトニウムや高濃縮ウラン、トリチウムをどれだけ確保できるかに左右されるという。中国の核開発は、海軍の拡大など非核戦力の増強と並行して進んできた。

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