マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空軍も口を閉ざすステルス無人機の正体
What Is the RQ-170 Sentinel? CIA Stealth Drone May Have Helped Catch Maduro
ビンラディン急襲時にも使用されていた
専門家らは、RQ-170がマドゥロの居住地に対して持続的な監視を行った可能性が高いと分析している。これは2011年に米軍がアルカイダ指導者ウサマ・ビンラディンを急襲した際の情報収集フェーズと類似していると指摘している(当時も、長期間にわたる秘密裏の監視が行われていた)。
同機は、亜音速、ジェット推進、非武装の無人航空機であり、ステルス性を重視した情報収集、監視、偵察任務に特化している。完全な電波輻射管制(レーダー波や通信電波などの信号放出を制限、停止することで、自機の存在や位置を敵に探知されにくくする作戦行動上の制御手段。エミッション・コントロール(EMCON))モードで運用され、通信の傍受や電子情報の収集を行いながら、レーダーや赤外線による探知を回避し、自らの位置を露呈しないようにしていると、軍事専門サイト「アーミー・レコグニション・グループ」は説明している。
また、同機は高高度からミサイル攻撃や特殊作戦部隊の支援も行っていた可能性があり、探知を避けつつ、防空システムや電子活動を監視していたとも推測されている。
ドナルド・トランプ米大統領は、1月6日のフォックスニュース『フォックス・アンド・フレンズ・ウィークエンド』に出演した際、「着陸作戦で全体、投入された航空機の数は膨大だった。ヘリコプターの種類も様々で、戦闘機の種類も多岐にわたっていた。あらゆる状況に対応するための戦闘機を用意していた」と、マドゥロ拘束およびその準備に携わった部隊を称賛した。
なお、マドゥロとその妻は、1月8日にニューヨーク・マンハッタンのダニエル・パトリック・モイニハン合衆国裁判所に初出廷、両者ともに無罪を主張した。マドゥロ夫妻には、麻薬テロ共謀およびコカイン輸入共謀の疑いがかけられている。
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