プーチンと金正恩が一緒...中国が世界にアピールした、軍事力と外交力の「新たな構図」とは?
トランプ氏はこれに先立ち、記者団に対してはパレードを米国への挑戦とは見ていないと述べ、習氏との「非常に良好な関係」を改めて強調した。
アトランティック・カウンシルのグローバル・チャイナ・ハブのウェンティ・スン研究員は「習氏は状況が逆転したと確信している。今や中国が主導権を握っている」と指摘。「国際体制を巡る不透明感の最大の原因は、中国の戦狼外交ではなく、トランプ氏の一国主義だとの見方が世界的に広がっている」と述べた。
米シンクタンク、ブルッキングス研究所の外交政策アナリスト、ジョン・ツィン氏は「習氏は今回のパレードで、中国が軍事装備の近代化で目覚ましい進展を遂げたことを世界にアピールできる。また、人民解放軍の幹部粛清など根深い課題を覆い隠すこともできる」と指摘した。
アマゾンに飛びます
2025年12月23日号(12月16日発売)は「教養としてのBL入門」特集。実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気の歴史と背景をひもとく/日米「男同士の愛」比較/権力と戦う中華BL/まずは入門10作品
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら





