最新記事
東南アジア

トランプが次に首を突っ込むのはタイとカンボジア...停戦協議の即時開催に合意したと自信満々だが

2025年7月28日(月)07時35分
タイのシーサケートで避難所に身を寄せる人々

トランプ米大統領は26日、カンボジアとタイの首脳が直ちに会談し、早急に停戦を実現することで合意したと発表した。写真はタイのシーサケートで避難所に身を寄せる人々(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)

トランプ米大統領は26日、カンボジアとタイの首脳が直ちに会談し、早急に停戦を実現することで合意したと発表した。タイとカンボジアの軍事衝突は26日で3日目となり、これまでに30人以上が死亡している。

タイのプームタム首相代行はフェイスブックへの投稿で、トランプ大統領に謝意を示した上で、タイは「停戦に基本的に同意する」としながらも「カンボジア側の誠意を見たい」とも述べた。


トランプ氏はスコットランド訪問中、ソーシャルメディアに投稿し、カンボジアのフン・マネット首相およびプームタム氏と話し、国境紛争が続くようであれば、8月1日の関税発効を前にどちらとも貿易取引はしないと警告したと明らかにした。

その上で「両者とも即時停戦と和平を求めている」と述べた。

トランプ大統領は、タイとカンボジアが合意したという停戦交渉の詳細については言及しなかった。ロイターは交渉の時期や場所についてホワイトハウスに問い合わせたが、現時点で返答はない。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 高市早苗研究
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年11月4日/11日号(10月28日発売)は「高市早苗研究」特集。課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら



ビジネス
暮らしの安全・安心は、事件になる前に守る時代へ。...JCBと連携し、新たな防犯インフラを築く「ヴァンガードスミス」の挑戦。
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日産、今期は2750億円の営業赤字を予想 売上高は

ビジネス

デジタルユーロ、27年にも試験運用開始の可能性=E

ワールド

米大統領、対中関税10%下げ表明 レアアース輸出継

ビジネス

ユーロ圏GDP、第3四半期速報+0.2%で予想上回
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨の夜の急展開に涙
  • 4
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 5
    コレがなければ「進次郎が首相」?...高市早苗を総理…
  • 6
    【クイズ】開館が近づく「大エジプト博物館」...総工…
  • 7
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 10
    リチウムイオンバッテリー火災で国家クラウドが炎上─…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 10
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 10
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中