米情報機関「中核部分破壊されず」...イラン核施設攻撃をめぐる評価の分裂

米軍が実施したイランの核施設に対する攻撃について、米情報機関の初期的な分析で、イランの核開発計画の中核部分は破壊されず、計画を数カ月遅らせる程度にとどまった可能性が高いことが分かった。米国による攻撃前のフォルドゥ地下複合施設の上空を撮影した衛星画像。20日撮影(2025年 ロイター/MAXAR TECHNOLOGIES/Handout via REUTERS)
米軍が実施したイランの核施設に対する攻撃について、米情報機関の初期的な分析で、イランの核開発計画の中核部分は破壊されず、計画を数カ月遅らせる程度にとどまった可能性が高いことが分かった。米CNNが24日、事情に詳しい3人の関係筋の話として報じた。
CNNは、米ホワイトハウスのレビット報道官が「こうした分析は完全な間違いだ」と述べたとも報じている。
トランプ米大統領は21日、米軍がナタンズ、イスファハン、フォルドゥの3カ所にあるイランの核施設を攻撃し、「大成功」だったと表明した。


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