米海兵隊がLAに配備されることに...市民を拘束する権限付与、カリフォルニア州は政権に訴訟提起
カリフォルニア州とニューサム同州知事は、タイトル10で定められた軍の派遣を正当化する要件である「反乱」や「外国の侵略の脅威」などの条件が満たされていないと主張し、トランプ大統領と国防総省に対し訴訟を起こしている。
カリフォルニア州はまた、州兵と海兵隊の警察活動への参加を即時禁止する一時的な差し止め命令を求めた。この差し止め命令に関する審理はサンフランシスコ連邦裁判所で12日に予定されている。
トランプ政権は審理に先立ち裁判所に提出した書類で、大統領には「反乱またはその危険」に対し軍事的対応が必要かどうかを判断する裁量権があると主張した。
抗議活動はロサンゼルスの南約50キロメートルの、メキシコ系住民が多く住むサンタアナのほか、ラスベガス、フィラデルフィア、ミルウォーキー、シアトル、ボストン、ワシントン、テキサス州サンアントニオなどの主要都市でも発生した。14日には全米で1800件を超えるトランプ政権に反対するデモが計画されている。
