最新記事
軍事

開発中の中国「殲36」次世代戦闘機、道路すれすれの超低空を飛ぶ「最も鮮明な映像」が撮影される

China's Mysterious J-36 Fighter Flies Over Cars in Dramatic Close Encounter

2025年4月12日(土)12時13分
ミカ・マッカートニー
中国で撮影された開発中の殲36(J-36)次世代戦闘機

@Clay_PLAPAP/X

<殲36(J-36)の姿が相次いで公開されている最近の状況は、同機の開発が加速しているとアピールするために中国政府が公開を容認していることを意味している?>

中国の次世代戦闘機「殲36(J-36)」が、幹線道路のすぐ上を飛行する姿を捉えた動画が公開された。これまで詳細は謎に包まれてきた殲36だが、多くの車が行き交う道路の上を、危険を感じるほどの超低空で飛行しているため、もはやその姿を隠すつもりはないのかもしれない。

■【動画】もはや中国は「隠す気なし」...謎に包まれていた中国J-36最新戦闘機、超低空で街中を飛ぶ姿を目撃

殲36は、中国が開発中と伝えられる第6世代戦闘機の2機種うちの1つで、高度なコンピューティング技術、センサー、ステルス性能を搭載するとみられている。

アジア太平洋地域で最大の規模を誇る中国空軍は、この地域におけるプレゼンスを高めようとしている。習近平国家主席は、建国100周年にあたる2049年までに、「世界一流の軍隊」を構築すると掲げている。

軍拡競争は空にも及んでおり、長年運用されている中国の爆撃機「H-6」は、係争中の南シナ海やグアムの米軍基地といった潜在的な紛争地域で目標を攻撃する能力を備えている。その能力は、殲36によって大幅に強化される可能性がある。

新たに公開された殲36の動画は、自動車の運転手が撮影したもの。6秒間の映像は、殲36をこれまでで最も鮮明に捉えており、白昼に幹線道路のすぐ上を飛行する機体が映っている。Xの航空追跡アカウント「RickJoe_PLA」は、動画の撮影地は、四川省にある成都飛機工業集団の工場のすぐ東側であると特定した。

まちづくり
川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に──「世界に類を見ない」アリーナシティプロジェクトの魅力
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

英、ホルムズ海峡の商船保護巡り独・伊と協議 緊密な

ワールド

イスラエル外相「終わりなき戦争望まず」、終結時期は

ワールド

米国防長官、イラン攻撃「最も激しい日に」 最多の戦

ワールド

イランの「黒い雨」、WHOが健康被害を警告 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開された皇太子夫妻の写真が話題に
  • 4
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目…
  • 5
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 6
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 7
    身長や外見も審査され、軍隊並みの訓練を受ける...中…
  • 8
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 9
    トランプも無視できない? イランで浮上した「危機管…
  • 10
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中