最新記事
未解決事件

1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャック」の正体は?

Who was Aaron Kosminski? Historian Claims DNA Identifies Jack the Ripper

2025年2月21日(金)16時40分
ジェナ・サンデル
DNAが語る真相、ジャック・ザ・リッパーの謎に決着?(写真はイメージです) Denis---S-Shutterstock

DNAが語る真相、ジャック・ザ・リッパーの謎に決着?(写真はイメージです) Denis---S-Shutterstock

<昨年、日本では楽天・辰己涼介外野手のコスプレで話題になったジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)。海外では、正体を特定したと主張する歴史家が注目を集めている>

ある歴史家が、悪名高き連続殺人犯ジャック・ザ・リッパーの正体が明らかになったと主張している。事件発生から136年以上が経過した今、ついに謎が解明されたのだろうか。

ジャック・ザ・リッパーは、100年以上経った今でも人々の関心を集め続けている。しかし、これまで法執行機関によって正式に犯人が特定されたことはない。

オーストラリアのテレビ番組『トゥデイ』のインタビューで、歴史家のラッセル・エドワーズ氏が、犯人はアーロン・コスミンスキーであると断言した。彼は事件当時23歳の理髪師だった。

コスミンスキーはポーランドからの移民で、以前から容疑者の一人として浮上していた。1894年、ロンドン警視庁の助理警視長サー・メルヴィル・マクノートンが作成した覚書には、「コスミンスキー」という名前が容疑者の一人として記されている(ただし、下の名前は不明のままだった)。

エドワーズ氏によると、コスミンスキはDNA鑑定によって特定されたという。そのDNAは、事件現場で発見されたショールから採取されたもので、容疑者および被害者の子孫の協力を得て調査が進められた。

しかし、DNA鑑定の結果には批判もある。査読(ピアレビュー)が不十分であること、また元のデータが公開されていない点が問題視されている。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米軍艦隊が中東地域に到着、対イラン緊張高まる中 当

ワールド

英右派政党リフォームUK、ブレイバーマン元内相が保

ワールド

カナダ巡るトランプ氏発言、北米貿易交渉の文脈で理解

ワールド

米の広範囲で冬の嵐の余波、停電継続や航空混乱も
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 5
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 6
    「20代は5.6万円のオートロック、今は木造3.95万円」…
  • 7
    中国、軍高官2人を重大な規律違反などで調査...人民…
  • 8
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 9
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 10
    外国人が増えて治安は悪化したのか
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中