ハマス奇襲以来でイスラエルの最も悲痛な日── 拉致された乳幼児、遺体で帰還 停戦はもつか

「人質・行方不明者家族フォーラム」は2月1日に発表したプレスリリースで次のように述べた。「ヤルデンが帰ってきました。長かった15カ月を経て、私たちの心の4分の1が戻ってきました。ヤルデンを抱きしめ、彼の声を聞いた時には言葉で言い表せない安堵を感じましたが、まだ帰ってきていない家族がいます」

「ヤルデンは家族を守るために隠し部屋から出て行き、捕われの身となっていた期間を勇敢に息抜き、帰還してなお耐え難い現実に直面しています。皆さんにお願いします。ヤルデンを守ってください。彼の魂を守ってください」

さらに「どうか彼のプライバシーを尊重し、干渉せずに彼が心と体の回復を始められるようにしてください」と述べた上で、こう続けた。

「イスラエルの美しい国民に感謝しています。兵士たちに感謝しています。私たちがこの日を迎えられるようにするために自らの命を犠牲にした全ての人々に感謝し、また彼らの死を悼みます。ヤルデンとの時間にはまだ少し時間がかかる見通しですが、私たちは今後もシリと子どもたち、そして全ての人質の帰還を求め続け、希望を持ち続けます。今後も彼らの声を届け、彼らの帰還が差し迫って必要だと声を上げ続けてください」