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荒川河畔の原住民⑫

日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う

2024年11月20日(水)20時00分
文・写真:趙海成

荒川河川敷のホームレス

荒川大橋の下にいるこのホームレスのおじさんは、毎日ハトに餌をあげている

ホームレスを支援する善良な人たちもいる

どんな国どんな社会にも、冷血非情な人もいれば、善良で思いやりのある人もいる。

上野、新宿などの公園や、教会の近くでは、ホームレスや生活困窮者向けに炊き出しを毎週行っているキリスト教系の慈善団体がある。長年活動していて、途切れることはない。活動の資金は寄付から賄われていると聞く。

決まった場所で炊き出しをするほか、毎月2回、人を派遣して、弁当をホームレス一人一人に直接届けている団体もあるという。荒川一帯のホームレスに弁当を届けているのは、あるボランティアの中年女性だ。彼女は長い年月、苦労をいとわず自転車に乗って、川沿いの砂利の小道を走り回ってきた。大学の先生や学生も、このような慈善活動に参加している。

斉藤さん(仮名)にも、アルミ缶を拾っているときに出会った優しい管理人がいた。斉藤さんは朝5時から空き缶を集めに出かけることが多い。その管理人は、老人である斉藤さんが缶を売って生計を立てるのは大変だと思ったのか、そこに集められたアルミ缶を大きな袋に入れ、斉藤さんが来たら自転車に載せてくれたという。斉藤さんによると、このように力を貸してくれた管理人は一人や二人ではないらしい。

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