最新記事
アメリカ

コロラド州で「ビッグフット」の撮影に成功? 山奥を歩く「謎の二足歩行の生物」動画に議論沸騰

Colorado Couple's Video Sparks 'Bigfoot' Speculation

2023年10月15日(日)13時10分
アンナ・スキナー

「子どもや食べ物を盗む毛むくじゃらの生物」の伝説

アリゾナ州立博物館は、こう述べている。「太平洋北西部沿岸で暮らす先住民のあいだでは、『ツォノクワ(Tsonoqua)』と呼ばれる生き物についての言い伝えがある。全身が毛むくじゃらで大きく、子どもや食べ物を盗むと言われている」「それがおそらく、サスカッチ(サスクワッチ)、つまりはビッグフット伝説の始まりだろう」

サスカッチという未確認生物につけられたニックネームのなかで、最も一般的なのがビッグフットだ。サスカッチは、カナダ先住民が使うハルコメレム語の「Sésquac』に由来する。これは「野人」という意味で、初めて使ったのは「沿岸のセイリッシュ族」だという。

ビッグフットの目撃情報は、さまざまな地域から寄せられており、西海岸と東海岸、そのあいだの内陸部など実に広範囲だ。カリフォルニア州北部の原野や、ペンシルベニア州、ニューヨーク州、オハイオ州、ミシガン州などでも、ビッグフットを目撃したとされる話がある。

そのなかでも、ビッグフットが目撃できる確率が最も高いのはワシントン州だとされる。こうした類いの目撃情報は世界中から寄せられており、中国でもそれらしい生き物が目撃されている。
(翻訳:ガリレオ)

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米FAA、主要空港の減便6%に 管制官不足が改善

ワールド

インド、輸出業者へ51億ドル支援 米関税で打撃

ビジネス

長期金利急騰、例外的なら「機動的に国債買い入れ増額

ワールド

ルビオ氏、米軍のカリブ海攻撃巡る欧州の批判に反論 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編をディズニーが中止に、5000人超の「怒りの署名活動」に発展
  • 4
    炎天下や寒空の下で何時間も立ちっぱなし......労働…
  • 5
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 6
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 7
    ついに開館した「大エジプト博物館」の展示内容とは…
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 10
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中